シリーズアメリカ再発見㉜
真昼のラスベガス&ストリップ最新情報

文&写真/佐藤美玲 (Text and photos by Mirei Sato)

景気後退をきっかけに、「カジノとギャンブルの街」から、ショッピングにスパにレストランにと「エンターテインメント盛りだくさんの観光地」へ、大脱皮を遂げたラスベガス。それもすっかり定着し、最近はさらに、「砂漠の不夜城」から、「真昼にそぞろ歩く街」へ、再び変身しつつある。
今年もまた、チャイニーズ・ニューイヤー(旧正月)でにぎわう、ラスベガスを訪れた。

Photo © Mirei Sato

Photo © Mirei Sato

太陽が気持ちよい
昼間のべガス

 今年の旧正月は2月19日。ニューヨークやボストンなど東海岸の街は、軒並み記録的な大雪に見舞われていたが、ラスベガスは抜けるような青空で、心地よい微風が目抜き通り「ストリップ」を吹き抜けていた。
 ラスベガスは、昼間がいい。そう実感する。太陽を浴びて、そぞろ歩き。軽くビールを飲みながら、ベンチに腰かけて、ピープル・ウォッチングを楽しむ。
 輝くネオンサイン、エアコンがガンガンきいた煙たいカジノ、昼は寝て、夜から活動するので、太陽はほとんど見ないーー。ひと昔前のラスベガスの遊び方は、そんなものだった。
 それが今は、ストリップで一番、人がたまっている場所は、「ベラージオ」の噴水ショーを除けば、「ニューヨーク・ニューヨーク」と「モンテ・カルロ」の間の歩道に並ぶベンチだ、と言えるぐらい。オープンエアのスペースでは、ヨガまで行われている。長いプラスチックのカップに入ったド派手なカクテルを手に通り過ぎる人もいるけれど、オーガニックなバーガーに地ビール、ヨーグルトやスイーツという光景が似合うようにもなってきた。
 ニューヨーク生まれ、今冬に株式を公開した「シェイク・シャック」の、アメリカ西部唯一のストアもここにある。近く東京にも1号店を開くというニュースが出た直後だったからだろう。日本から来た観光客も大勢、行列に並んでいた。


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