アダルトショップ、OKです

ニューヨーク市、裁判所が規制却下

Photo © frankieleon

Photo © frankieleon

 ニューヨーク市では、レストランや化粧品ブランド店、ギフトショップなどに紛れて、多くの「アダルトショップ」が営業している。

 市は20年以上にわたってこうした店の取り締まりを強化してきたが、一部の店はしぶとく生き延びてきた。

 そしてついに7月、マンハッタンの裁判所は、これらの店にも営業する権利があるとの判決を出した。

 ニューヨーク・タイムズ(7月22日付)によると、判決では、アダルトグッズや性的なサービスがその店で取り扱う商品の40%を超えない限り、アダルトビデオショップや、トップレスのダンスクラブなどは、合衆国憲法修正第1項の表現や宗教の自由によって保護される、とした。

 アダルトショップ側は、言論の自由を主張して、人通りの多い地区からこうした店を締め出そうとする市と、法的に激しく争ってきた。今回の判決は、アダルトショップ側の勝利と言える。

 かつてマンハッタンのタイムズスクエアには、のぞき部屋やストリップ劇場などのアダルトショップがあふれていた。

 しかり、ジュリアーニ市長が犯罪撲滅や街の「浄化」を掲げて、こうした店を排除すべく動き出した。1995年には、アダルト系のキャバレーやショップが、住宅地などの特定地区で営業することを禁じた。

 また、学校や宗教施設が500フィート以内にある場所では、アダルト系の店が営業できないようにした。

 アダルトショップの経営者たちは、規制をかいくぐるため、アダルト系のグッズに混ぜて、「アイ・ラブ・ニューヨーク」の文字がはいったTシャツや、自由の女神像の冠のおもちゃなどを並べて売っていた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

注目の記事

  1.  「Detroit is coming back」。デトロイトは復活するよ。  ...
  2. 2年前に起業を決意 まずはインスタグラム  2年前にポートンランドで起業して、今やオ...
  3. 頂上から滝壺まで歩いていける オレゴン一の高さマルトノマ滝  サスティナブルで、グリ...
  4. 2017年8月2日

    勢い vs. 慎重さ
    Appleのマーケターとして知られるGuy Kawasakiさんのスピーチの中にこんなフレ...
  5. ミッドランドへ 旅の出発地、テキサス州ミッドランドへ向かう。アメリカでは1920年代...

デジタル版を読む

フロントライン最新号
ページ上部へ戻る