クラフトビール、ブームは続く
ロサンゼルス経済に与える影響大

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 ロサンゼルス・タイムズの9月18日付の記事(“Craft brewing could be the next boom industry in Los Angeles County”)によると、今年、ロサンゼルス郡にすでに6軒の新たなクラフトビール醸造所が誕生した。
 ロサンゼルスのクラフトビール業界の成長速度はあまりに早く、正確な規模が把握できないほどだが、今後もオープンが続く見込み。
 サンディエゴのナショナル・ユニバーシティー・システム・インスティチュート・フォー・ポリシー・リサーチが調査した。ロサンゼルス郡のクラフトビール醸造所、醸造所直営のパブ、下請醸造業者などを対象に調べた結果、2015年に地元経済に与える影響は6600万ドルと推定される。業界の売り上げは9000万ドル以上、消費税による収益は1000万ドル以上となる見通しだ。
 ロサンゼルス郡における醸造免許の約半数は、過去2年間に発行されたものだった。
 世界的に有名なサンディエゴのクラフトビール業界に比べれば、ロサンゼルスにはまだ成長の余地がある、というのが調査担当者の認識だ。
 サンディエゴ郡では、クラフトビール業界が2014年に地元経済に与えた影響は6億ドルだった。ロサンゼルス郡の人口は、サンディエゴ郡の倍以上だ。
 人口の多さと国際的な港の存在が、ロサンゼルス郡を醸造地として魅力的な場所にしている。

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