シアトルに第2の工科大開校
2016年秋、米中の大学が提携

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ワシントン州シアトルで、地元のワシントン大学と中国の名門研究大学である精華大学が提携し、ハイテク経済に必要な教育基盤の強化を目的に新しい工科大学を開設する。
 6月11日付のニューヨーク・タイムズの記事(“University of Washington and Chinese University Unite to Form Technology Institute”)が伝えた。
 シアトル周辺はアマゾン、マイクロソフトといったIT大手の本拠地、国内有数のテクノロジー拠点のひとつだが、他のIT拠点と違って大きな研究者養成型の大学(research university)はワシントン大学しかない。このため地元では長年、コンピュータ関連の学位を持った人材の供給不足が経済発展の妨げになるのではないかと懸念されてきた。
 懸念解消の期待を担う新しい教育機関の名称は、「グローバル・イノベーション・エクスチェンジ(GIE)」。2016年秋の開校予定で、技術革新分野の修士課程を提供する。マイクロソフトは開校資金として4000万ドルを提供しており、一部はキャンパスの建設資金に充てられる。
 場所はワシントン大学の本キャンパスから約10マイル離れたベルビューの新しい都市開発地区。教授陣はワシントン大学と精華大学から迎え、最終的には他の国際大学とも提携する予定。当初は学生数十人で開校するが、10年後には3000人以上の受け入れを目指している。

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