女性は「ゲーマー」に抵抗感
ゲーマーゲートで印象悪化

daf549fc4c3b5108fa224bf27e20fe0f_m

 米国では男女いずれもほぼ半数がビデオゲームを楽しんでいる。ところが女性のプレイヤーは自分を「ゲーマー」とは考えない傾向が強いことが、ピュー・リサーチ・センターの世論調査で分かった。
 ニューヨーク・タイムズによると、成人約2000人を対象にしたピュー調査では、男性の50%、女性の48%が、ビデオゲームをすると答えた。しかし、自分をゲーマーと認める人は男性の15%に対し、女性はわずか6%だった。
 若者のゲーム文化を研究するロザリンド・ワイズマン氏は「ゲーマーと呼ばれることには変人っぽい印象があるだけでなく、落ちこぼれてとても腹を立てていて他人を許せない人という、実に良くない印象がある」と分析。ただし「実際にはプレイヤーの多くがこの印象とは異なる」と指摘する。
 ゲーマーに対する否定的なイメージは、2014年の「ゲーマーゲート騒動」でさらに強まった。この騒動は、ビデオゲームやゲーム文化の女性差別を批判する人々に対して高まったインターネット上の過剰反応を指し、批判者の女性に対する嫌がらせおよび暴力やレイプの脅迫にまで発展した。
 さらに、単なるゲーム好き(casual player)はゲーマーとは呼ばず、ゲーマーには複雑で高度なゲームに挑む技術が求められるといった仲間内の不文律も、自身をゲーマーと呼ぶ基準を高くしている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

注目の記事

  1.  ニナはほぼ毎日「今日はどんな1日だった?」と聞いてくる。私は仕事で大変だったことや、興味深い人物に...
  2.  トーランス市役所の北東に、ウェアハウスを兼ねたオフィススペースが並ぶ一画がある。ちょっとハ...
  3. ニナが高校に入学して1カ月。私は彼女に「ボランティア活動のクラブに入って」とリクエストした。...
  4. 前を走っている車が跳ねた石が、車のフロントガラスに当たって傷がついた経験がある人も多いと思い...
  5.  2017年2月、東京に所用ができ、2泊することになった。宿泊先として以前から興味を覚えてい...

デジタル版を読む

フロントライン最新号
ページ上部へ戻る