ロサンゼルス旅行博でPR、日本政府観光局 (JNTO)「関西」や「日本食」も
文&写真/佐藤美玲(Text and photos by Mirei Sato)
- 2016年2月28日
アメリカ西海岸では最大規模となる旅行博「Los Angeles Travel and Adventure Show」が、2月27日、ロングビーチ・コンベンションセンターで始まった。
アメリカ国内や海外の主要な観光局やツアー会社などが出展。今年のバケーションの予定を立てよう、お得なディールを見つけようとやってきた旅行好きの来場者たちにアピールした。
日本も、日本政府観光局(JNTO)ロサンゼルス事務所を中心に、大きなブースを出した。
関西空港(KIX)への直行便ができたことを受けて、「関西」をアピールしようと、大阪、京都、兵庫、滋賀、福井、奈良、鳥取、徳島、和歌山、三重の10府県が協力してブースを出した。
キャッチフレーズは、「Ultimate Japan」。新関西国際空港株式会社・航空営業部の山﨑和也さんは、「究極の日本がここにある、という意味を込めたキャッチフレーズ」だと説明する。
アジアのいくつかの国では、すでに「関西」として出展し、PRを行っているが、アメリカで「関西」として旅行博に参加するのは初めてだという。「10府県で、関西という名前を定着させていきたい。日本の魅力が濃縮されて集まっているエリアなので、ぜひ北米から多くの人に観光に訪れてほしい」と話していた。
高まる日本食人気を背景に、来場者に、お好み焼きやラーメンを実演で調理して振る舞ったり、キャラ弁を展示したりもした。
同旅行博は、2月28日まで。
◾️詳細:TravelShow.com
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