テニス錦織圭、今度こそ「よい結果を」インディアンウェルズ開幕「BNPパリバ・オープン」

文&写真/佐藤美玲(Text and photos by Mirei Sato)

 テニスの男女トップ選手がエントリーする大会「BNPパリバ・オープン」が、3月7日、南カリフォルニア・インディアンウェルズで開幕した。

 4大大会(全英、全豪、全仏、全米)以外で、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)が共催するテニスのトーナメントとしては、最大規模の大会だ。

記者会見で抱負を語る、錦織圭選手=3月9日、インディアンウェルズ・テニスガーデンで Photo © Mirei Sato

記者会見で抱負を語る、錦織圭選手=3月9日、インディアンウェルズ・テニスガーデンで
Photo © Mirei Sato

 世界ランキング6位、2月のメンフィス・オープンで大会史上初の4連覇を達成した、錦織圭選手も出場する。

 3月9日、会場のインディアンウェルズ・テニスガーデンで、練習を終えた錦織選手が記者会見し、抱負などを語った。

 砂漠のオアシス、パームスプリングスでの大会。本誌が、開催地に対する思いを聞くと…。「ここに戻ってくるのは、いつだって楽しい」と錦織選手。

 「ただ、ここでは、まだよい結果を残せていないので、しっかり取り組まなくてはいけないと思っている」「最も大きなトーナメントの一つで、選手みんながこの大会を楽しむと思う」と話した。

練習する錦織圭選手=3月9日、インディアンウェルズ・テニスガーデンで Photo © Mirei Sato

練習する錦織圭選手=3月9日、インディアンウェルズ・テニスガーデンで
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 錦織選手がBNPパリバ・オープンに出場するのは、これが8度目。昨年のベスト16が、過去最高の成績だという。

 いまのコンディションを、「調子はいい。今年はうまくスタートが切れた」と評価。「これからの二つのトーナメント(インディアンウェルズとマイアミ)が大事なので、ステップアップしたい」

 今回のパリバ・オープンには、セリーナ&ビーナスのウィリアムズ姉妹が久しぶりに一緒に出場する。前回チャンピオンのジョコビッチ、ナダルら、トップ&有名選手のほとんどがエントリーしているが、けがでフェデラーが欠場し、開幕直前に、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したことが明らかになったシャラポワも、不出場となった。

 必然的に、メディアから選手たちへの質問は、「シャラポワ問題」に集中した。

 錦織選手もコメントを求められ、「彼女が服用すべきではないものを服用していたというのを聞いて、驚いたし、非常に悲しく思う。テニス界にとって、男子テニスにとっても、非常に悲しいこと。詳細がわからないので、多くのことは言えないが…」と答えた。

(左から)ムグルサ、ガスケ、ブシャールとともに、チャリティーイベントに参加する錦織選手=3月8日、Omni Rancho Las Palmasで Photo © Mirei Sato

(左から)ムグルサ、ガスケ、ブシャールとともに、チャリティーイベントに参加する錦織選手=3月8日、ランチョミラージュのOmni Rancho Las Palmasで
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 錦織選手は、第5シードにエントリーしている。1回戦は不戦勝扱いで、2回戦から登場する。Mikhail Kukushkin(カザフスタン)か、Daniel Munoz de la Nava(スペイン)の勝者と対戦する予定だ。

◾️BNP Paribas Open
3月7日(月)〜20日(日)
www.bnpparibasopen.com(試合のチケット、宿泊パッケージなど)
visitgreaterpalmsprings.com(インディアンウェルズ周辺の最新情報)

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佐藤美玲 (Mirei Sato)

佐藤美玲 (Mirei Sato)

ライタープロフィール

東京生まれ。子供の時に見たTVドラマ「Roots」に感化され、アメリカの黒人問題に対する興味を深める。日本女子大英文学科アメリカ研究卒業。朝日新聞記者を経て、1999年、大学院留学のため渡米。UCLAアメリカ黒人研究学部卒業・修士号。UMass-Amherst、UC-Berkeleyのアメリカ黒人研究学部・博士課程に在籍。黒人史と文化、メディアと人種の問題を研究。2007年からU.S. FrontLine誌編集記者。大統領選を含め、アメリカを深く広く取材する。

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