高額のスキンケア商品が不振
自撮り世代は即効性重視

cream-1327847_640

 1980〜90年代に生まれたミレニアル世代(Y世代)は、将来の肌の老化に備えて高いスキンクリームにお金をかけるより即効性ある商品を買い求める傾向が強く、長年アンチエイジング商品に依存してきた化粧品メーカーの業績を脅かしている。
 ウォールストリート・ジャーナルによると、セラム(美容液)やフェイスクリームなどアンチエイジング商品の2015年米売上高は36億ドルで、前年比2%の伸びにとどまった。これに対しメイクアップ商品の売り上げは51億ドルと8%増加した(ユーロモニター調べ)。
 エスティローダーのファブリツィオ・フレダ最高経営責任者(CEO)は「Y世代は将来でなく今結果を求める。今の30歳はその母親が30歳だった時より自分の写真を撮ることが多く、40歳になった時ではなく今の肌がどう見えるかを気にする」と話す。Y世代は消費者用品業界が重視する世代で、米人口の約4分の1を占め、15年にはベビーブーム世代を抜いて構成比が最大となった。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

注目の記事

  1. 活火山がうごめき、黒い溶岩が大地を這う。ハワイ島(ビッグ・アイランド)は、生きている。ハワイを形成する6つの島の中で、一番年齢が「若い」。まだ、たったの70万歳。島には、命が、息吹が、みなぎっている。
  2. 2017年3月2日

    第101回 エネルギー
     犬の飼い主さんから相談を受ける際、「飼い主のエネルギーを意識して愛犬と接しています...
  3.  早いもので、あなたがレインボーブリッジのもとに旅立ってから5年半以上もの日々が過ぎました。...
  4.  新体操のアメリカ代表選手が正式発表されたのは6月13日。ロードアイランドで行われた全米選手...
  5. 前回、この12年間でアメリカのメディアで一番視聴されているFox Newsは、CNN とMS...

デジタル版を読む

フロントライン最新号
ページ上部へ戻る