現地取材 レポート
今、全米が注目! テキサス最新事情

新社屋の完成予想図
© Toyota Motor North America.Inc

トヨタの企業文化を均一に
2017年夏、エコな本社完成予定

米国トヨタ
Toyota Motor North America.Inc.広報担当

2014年にカリフォルニア州トーランスからテキサス州プレイノへの本社移転を発表。これまで4カ所に分散していた拠点から4000人の従業員がプレイノのキャンパスに集まる。

 テキサス州プレイノでの従業員数は、トータルで4000名になります。本社機能移転後に4000名分の仕事が発生するということです。2017年夏に本社の社屋が完成予定で、アドミニストレーション、販売、マーケティング、TFS(トヨタファイナンシャルサービス)、品質管理部門などが移ります。従来の(カリフォルニア州)トーランスには、トヨタが西海岸で展開しているビジネスに関して運営する地域オフィスが残ります。

 プレイノの新キャンパスは210万平方フィートの土地に7棟のビルが完成します。現在の職場環境に比べると、非常に先進的なものになり、キャンパス内であればどこでもwi-fiにつなぐことができるため、必ずしもオフィス内でなくても、コートヤードなどの開放的な空間で仕事をすることができます。また、建物自体はLEED認証のプラチナレベルの獲得を目指した、非常にエコフレンドリーなものになります。敷地内には1250本の樹木を移植し、ソーラーパネルを設置して電気代の25%を太陽熱で賄う予定です。また、オフィス内のパーソナルスペースと連携作業スペースの割合は50%50%です。連携作業スペースが依然より格段に多くなっているはずですが、全体としては、半々です。

 今回のカリフォルニアからテキサスへの移転の理由は、これまでカリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、ケンタッキーと4カ所に分かれていた拠点を一カ所に集約することでした。コミュニケーションを円滑にし、カルチャーを均一にするということです。そういう意味ではノーステキサスは、それらの場所から、西からも東からも北からも近く、中心に当たります。ただし、テキサスに転勤してもらうに当たり、従業員への説明には時間をかけました。本社機能の移転を発表したのは2014年でしたからすでに3年が経っています。この間、社員をプレイノに招待して現地を見て納得してもらった上で決断してもらいました。

 実は私自身(トヨタの広報担当)も以前、学生の時にテキサスに住んでいました。その後、離れても訪ねるたびに、交通渋滞が激しくなるなど、発展していく様子が伝わってきました。テキサスを訪れたことのない方々は、一般的に「カウボーイの州」だという印象があるかもしれません。しかし、私が見たテキサスは「ラテンの地」でもありました。もともとメキシコの土地だったということもありますし、ラテン系の人々が非常に多いのです。テキサス州は「ローンスター」と呼ばれるように、他の州とは違う独特の雰囲気を湛えていることは事実かもしれません。

 生活環境としては、非常に整備されており、娯楽面でも充実していると思います。アートディストリクトなどもあり芸術好きな方にはそこでの散策もおすすめです。

 最後に地域コミュニティとトヨタとの関係性ですが、現地社会の一員として、金銭面だけでなく、社員が労働支援を行うなど、密接に関わっていくことはカリフォルニアでの姿勢と変わりません。

お詫びと訂正

U.S.FrontLine3月号の「今、全米が注目!テキサス最新事情」の特集記事中、P10の米国トヨタの文章内に誤りがありました。訂正して謝罪いたします。このウェブ版ではすでに該当箇所は訂正されています。

(誤)今回のカリフォルニアからテキサスへの移転の理由は、これまでカリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テネシーと4カ所に分かれていた拠点を一カ所に集約することでした。
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(正)今回のカリフォルニアからテキサスへの移転の理由は、これまでカリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、ケンタッキーと4カ所に分かれていた拠点を一カ所に集約することでした。

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