スマホ依存症を脱する

昨今、人々はスマートフォンを始め、ラップトップ、タブレットなど常に自分の手が届く範囲に何らかのデバイスを配備している。しかし、「デバイスに依存するのは心の平穏に悪影響を与えるだけでなく、他者との関係維持にとってもマイナスである」と心理学者は指摘する。そこで、今からでも遅くない、最も依存率が高いと思われるスマートフォン依存から脱する方法について指南しよう。

1週間目の目標:
使用時間を制限する

 朝起きて最初にすることは何だろう? 携帯の画面を見て、LINEやメールは届いていないかを確認すること? それよりもまず、携帯の画面で時間を確認する癖がついているかもしれない。脱スマホのためには、起床してから30分間はスマートフォンに触らない、頼らないというルールを自らに課し、従おう。

 また、食事中のながらスマホは厳禁。食事を食べ終わるまで、スマートフォンは目が届かない所に置いておくこと。

 さらに、「スマホ・カーヒュー(戒厳令)」を敷いてみる。多くのスマホ依存者がベッドの中でも携帯の画面を見ながら、眠りにつくギリギリまでSNSに興じているのではないだろうか。スマホ・カーヒューとは、例えば、午後9時以降はスマホの電源を落とす、と決めて実行すること。これはかなり大きな前進になる。

2週間目の目標:
用がない時は見ない

 電話の呼び出し音以外の告知機能をオフにする。SNSで何か新しい出来事が起こるたびに知らせを受けていたら、ついついスマホに目が行ってしまうだろう。LINEが来たとしても、「スマホを見てもいい、許された時間」にのみ、まとめてチェックする習慣をつけること。

 また、行列に並んでいる時、誰かを待っている時には無意識にスマホの画面をスクロールしているのではないだろうか? そういう「用がないのにスマホをいじる」癖を改めよう。空き時間は空き時間として目や頭を休めることが重要だ。また、多く見られるのが歩きスマホ。これは神経が画面に集中してしまうことから、周囲への配慮が怠り、事故の原因になる可能性もある。歩いている時は当たり前のことだが前方を見る。

 そして、たとえ家族と一緒に暮らしていても、自分の部屋に閉じこもりスマホを見ている時間が長いとしたら。そうしようと思った時に、あえて、気分転換に家族とボードゲームに興じたり、テレビを見たりするようにしてみてはいかがだろう。

3週間目の目標:
支配されるのではなく支配する

 上記のことを実行すれば、3週間目には「スマホから解放された自分」を実感できているはずだ。スマホに操られるのではなく、自分が主体となってスマホを管理することが今回の「脱スマホ」の目的。

 そのためにも「これは便利だ」と片っ端からアプリをダウンロードするのではなく、自分にとって本当に必要なものだけを使うようにしたい。

 今や仕事関連の連絡であっても、SNSを通じてやり取りするケースも珍しくない。スマホがなくては不便には違いないが、寝ても覚めてもスマホに依存する生活がそこまで素晴らしいものだろうか? 何か大切なものを失っていないだろうか? すぐに検索することで自分で考えてみる、思い出してみるという努力を放棄しているのではないだろうか? 今の自分の依存度を測るためにも、これらのことを試験的に実践してみてもいいかもしれない。

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