第153回 大学進学、子供が家から離れて住む場合の保険手続きについて

文/安岡忠展(Tadanobu Yasuoka)

 子供が親元を離れて大学に行くと、それに伴い保険も変更する必要があります。子供がアパートや寮に住むようになると、今まで家族全員でカバーされていた保険を変更する必要があるかもしれません。場合によってはカバーできなくなることもあります。特に下記の保険に気を付けてください。

1)自動車保険
子供を運転者と登録する場合に複数の方法があります。

A)自宅に一緒に住んでいて、自分用の車を持っていない場合(家族の車を共用)。
B)自宅に一緒に住んでいて、自分用の車を持っている場合。
C)別の場所に住んでいて、自分の車を持っていない場合(自宅に帰ってきた時のみ運転)。
D) 別の場所に住んでいて、自分の車を所有している場合。

 上記の4タイプはそれぞれに料金が異なります。保険会社によっては子供が州外に住んでいる場合にカバーしないこともあります。家族のポリシーではカバーできない場合には、単独で保険加入しなければなりません。単独で加入する場合でも、親と同じ保険会社で加入すると割引が適用される場合もあります。今までドライバーとして登録していた子供が家を離れた場合には、Away at School割引を受けられる可能性もあります。家族の車に乗る頻度が少なくなる分割引が適用されるものです。途中で変更した場合にも必ず保険会社に申請する事を忘れないようにしてください。

2)医療保険
 家族で加入している医療保険も子供が家から離れる場合には継続可能かどうか確認が必要です。違う州に引っ越し、継続できない場合はその州で保険に新しく加入しなければいけません。保険が継続できる場合でも、利用できる医療機関が近くにあるかどうかも確認が必要です。大学で加入できる医療保険を選ぶ場合には、十分気を付けてプラン内容を確認してください。あまりプラン内容の良くない保険もありますのでご注意を。

3)レンターズ保険
 アパートや寮に住むようになると、コンピュータ、家電、家具などの私財を守る保険が必要です。更に重要なのは第三者に怪我をさせた場合や物を壊した場合に備えて損害賠償保険が必要です。レンターズ保険に加入すればそういった場合にもカバーします。

 年間200ドルぐらいからと格安で加入できますので、是非加入をお勧めします。

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安岡忠展 (Tadanobu Yasuoka)

ライタープロフィール

全ての保険を取り扱う総合保険代理店「ダイワ保険代理店」代表。顧客の保険代理人として「お客様にとってベストなプラン」を提供する。目標は「全ての保険を取り扱うことでお客様のニーズを把握し、生涯のパートナーとしてお付き合いいただくこと」。

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