英表現を豊かにする「wonder」の役割

今日は“wonder”を使った表現について触れていこうと思います。単語自体の意味は「疑問に思う」ということは既にご存知かと思いますが、実は“wonder”は使い方によって様々な役割を果たす非常に便利な言葉なんです。上手に使いこなすことで、あなたの英語の表現がより豊かになるでしょう!


1) I wonder _____
→「〜かな? / 〜だろう?」

「Wonder」は、何か疑問に思うことをダイレクトに尋ねるのではなく、「〜なのかな?」や「〜なんだろう?」のように遠回しな表現として使われます。例えば、「What should I wear to the party?」は「パーティーに何を着るべき?」とストレートな質問になるのに対し、「I wonder what I should wear to the party.」と言うと「パーティーに何を着て行こうかな?」のように遠回しな質問の仕方になります。

✔︎「I wonder」の後に「Who」「What」「Where」「When」「Why」「How」を入れる。
✔︎「I wonder who _____.(誰が◯◯何だろう?」
「I wonder what _____.(何を◯◯だろう?)」
「I wonder where _____.(どこで◯◯なんだろう?)」
「I wonder when _____.(いつ◯◯だろう?)」
「I wonder why _____.(何で◯◯なんだろう?)」
「I wonder how _____.(どうやって◯◯だろう?)」

・I wonder why she cut her hair.(彼女はなんで髪の毛を切ったんだろう?)
・I wonder when he is going to get married.(彼はいつ結婚するのかな?)
・I wonder who is coming to the party.(誰がパーティーに来るんだろう?)

2) I wonder if _____
→「〜かな?」

「I wonder if」も「I wonder」と同じ意味合いを持ちますが、「Who, what, where, when, why, how」がフォローしない状況で使われます。例えば、「誕生日会に何かプレゼントを買っていた方がいいかな?」と友達に尋ねる際、「I wonder if I should buy a present.」という具合に使われます。「Should I buy a present?(プレゼントを買った方がいい?」のストレートな質問に比べ、遠回しな聞き方になります。

✔︎「I wonder if」+「主語」+「動詞」

・I wonder if he is allergic to cats.(彼は猫アレルギーなのかな?)
・I wonder if it’s going to rain tomorrow.(明日雨が降るのかな?)
・I wonder if I should call her.(彼女に電話したほうがいいかな?)

3) I was wondering if _____
→「〜してくれないでしょうか?」

人に何か頼み事や依頼をする時に、丁寧な聞き方として使われるのが「I was wondering if」になります。「Can you _____?」より丁寧だけど「Would/Could you _____?」ほど堅苦しくなく、カジュアルで丁寧な表現方法です。例えば、友達に「手伝ってくれますか?」とお願いをする時は「I was wondering if you could help me?」になります。ファオーマルな場で使うというよりは、親しい関係の人に丁寧にお願いする場で使われます。

✔︎「I wonder if」も使えるが、「I was wondering if」のほうが口語的。
✔︎「I was wondering if」+「主語」+「動詞」

・I was wondering if you could drop me off at the train station.(駅まで連れて行ってくれませんか?)
・I was wondering if I could stay at your place tonight.(今夜、泊めさせてもらってもいいですか?)
・I was wondering if Stan could look over my essay.(私のエッセーをスタン先生に見直してもらえないでしょうか?)

4) No wonder
→「だから〜なんだ / どうりで / なるほど」

理解できなかったことや納得できなかったことが明らかになった時に「だから〜なんだ」「どうりで〜だ」を意味するフレーズです。冒頭でも述べたように“Wonder”は「疑問に思っている」や「不思議に思っている」ことを意味するため、それに“No”が付け加わった「No wonder」とすることで、疑問が無くなる(解消する)ニュアンスになります。例えば、いつも元気な友達が一日中無口で、後になってから失恋をしたと聞いた場合は「No wonder he was out of it today.(だから彼は今日元気じゃなかったんだ)」という具合に使われます。

✔︎「No wonder」+「主語」+「動詞」
✔︎「No wonder」の一言で「なるほど!」も意味する。

・No wonder she was late.(だから彼女は遅れたんだ。)
・No wonder I couldn’t get a hold of you. I called so many time.(どうりで連絡が取れなかったわけだ。何回も電話したんだよ。)
・No wonder! I was wondering why she’s so fluent in Chinese.(なるほどね!何で彼女は中国語がペラペラなのか不思議だったんだよね。)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

この著者への感想・コメントはこちらから

Name / お名前*

Email*

Comment / 本文

この著者の最新の記事

関連記事

デジタル版を読む

フロントライン最新号
ページ上部へ戻る