英語でスムーズな会話をするためのお助けフレーズ「I was like…」
- 2018年7月26日
ネイティブ、特にアメリカ人は会話の中で「I was like…」や「He was like…」といったフレーズを頻繁に使っていることはお気付きでしょうか?これは日本人の口癖「え〜っと」や「〜みたいな感じ」などと同様、アメリカ人の一種の口癖のようなものなんです。英語でのスムーズな会話の手助けにもなる非常に便利なフレーズである反面、使い過ぎするとちょっと頭が悪そうにも聞こえるので、その辺をある程度わきまえて使いこなせるようになりましょう!
1) I was like _____
→「〜な感じだった」
過去の出来事を話す時に「〜という感じだった」「〜のようだった」の意味として非常によく使われる口語的な表現の仕方です。空欄には自分がその時に感じたことや考えていたことを入れます。「I was thinking to myself _____」に置き換えると分かりやすいでしょう。例えば、昨晩友達と飲みに行った話をしているとしましょう。「My friend was so drunk he started dancing in the train and I was like what are you doing?(友達が酔っ払って電車の中で踊り始めて“あいつは一体何をやっているんだ?”って感じでした。)」という具合に使います。
✔︎“I”の代わりに“He/She”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
✔︎友達や同僚と日常会話で使うのは問題ありませんが、フォーマルなスピーチや正式な場で使うと悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。
✔︎基本的にはBe動詞を過去形( I was like)にして使いますが、現在形を使う人もいます(I’m like)。
・When I ate Natto for the first time I was like what is this?(納豆を初めて食べた時、“何これっ?”て感じでした。)
・We were like we’re not waiting 1 hour to eat ramen and just went to another place.(ラーメンを食べるのに1時間も待てない!と思い、他の店へ行きました。)
2) He/She was like _____
→「〜と言いました」
上記と同様に、過去の話をしている時に使われますが、「◯◯さんは〜と言いました」を意味します。「He/She said _____」と同じ意味ですが、ネイティブの会話では「He/She was like」の方がよく使われます。例えば、「マイクさんがお腹すいたと言いました」と言いたい場合は「Mike was like I’m hungry」のように使います。
✔︎“He/She”の代わりに“I”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
✔︎「感じた」ことなのか「言った」ことなのかは、会話の内容で判断する必要があります。
・Brian asked me to go skydiving with him and I was like no way.(ブライアンに一緒にスカイダイビング行かないかと誘われたのですが、絶対に嫌だと言いました。)
・Whenever I’m like let’s go running, my friends are always like I’m too busy.(友達にランニング行こうよって誘うと、いつも忙しいって返事をします。)
3) It’s like _____
→「〜です」
アメリカ人はよく“Like”を文章の間で使いますが、特に意味もなく口癖で言っていることもあります。“You know”と同じよう、次に何を言うか考えている時などで使っています。例えば、あなたがコンサートに行き、友達にコンサートはどうだったかと尋ねられた時の返答で「It was like the best concert.(最高のライブだったよ)」という具合で使われ、ここでは特に“Like”は何の意味もありません。
✔︎“It”の代わりに“He/She”や“They/We”の代名詞を使うこともできます。
✔︎時間や距離など数字を表す時に使う“Like”は「大体〜です」や「〜くらいかな」の意味として“About”の代わりに使えます。
・It took me like 2 hours to get to Osaka.(大阪に着くのに2時間くらいかかったかな)
・I usually work like 10 hours a day.(普段は1日10時間くらい仕事しているかな。)
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