レストランでの注文時に使える英語表現

海外旅行中レストランで食事をする際、上手に注文できていますか?注文の準備ができていない時や、メニューについて質問がある時など、注文以外の少し一歩踏み込んだ会話になると、どんな風に表現したらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、レストランでの注文時に役立つ4つのフレーズをご紹介したいと思います。


1) Can I get another minute?
→「もうちょっと時間をください」

レストランで何を注文するかまだ決まっていない時に店員にアプローチされたことはありませんか?そんな時に使える表現が「Can I get another minute?」です。「ちょっと時間をください」を意味する表現で、レストランの店員に注文をするまでもう少し時間がいることを伝える決まり文句です。a minuteは「1分」を意味しますが、日常会話では「ちょっとの時間」を表し、数分間くらいの時間として解釈されます。

✔︎その他、様々なバリエーションがあり、どれを使ってもOK。
・Can I get another minute? / Can I get a few more minutes?
・Can you give me another minute? / Can you give me a few more minutes?
・I (still) need a another minute. / I (still) need a few more minutes.

〜会話例1〜
A: Are you ready to order?(注文はよろしいでしょうか?)
B: Can I get another minute?(もう少し時間をください。)

〜会話例2〜
A: Are you guys ready to order or do you still need a few minutes?(注文はよろしいでしょうか?それとももう少しお時間が必要でしょうか?)
B: Yeah we still need a few more minutes.(ええ、もうちょっと時間をください。)

〜会話例3〜
A: What can I get for you guys?(何を注文されますか?)
B: Can you give us another minute?(もうちょっと時間をください。)

2) What comes with that?
→「この付け合せはなんですか?」

料理の付け合せについて尋ねるときは「What comes with that?」を使いましょう。一般的にアメリカのレストランはメインコースにサラダやフルーツ、フライドポテトやスープなど様々な種類の付け合せが付いてきます。付け合わせはメニューにも書いてありますが、店員に確認をしたいときはこの表現を使いましょう。

✔︎Thatの代わりに「料理名」を入れてもOK。
✔︎その他、メニューについて尋ねる便利な質問。
・Does that come with a salad?(この食事はサラダ付きですか?)
・What’s in the _______?(~には何が入っているんですか?)
・Is/Are there _______ in this?(これはには~が入っていますか?)

・What comes with the hamburger special?(ハンバーガースペシャルの付け合せは何ですか?)
・What’s in the sandwich?(サンドイッチには何が入っているんですか?)
・I’m allergic to wheat. Is there wheat in this?(私は麦アレルギーなんですが、この中に麦は入っていますか?)

3) How big are the portions?
→「どれくらいの量ですか?」

店員に料理の量や大きさを訪ねたいときはこの質問を使いましょう。Portionは「一人分の量」を意味します。ただし、アメリカは日本と比べて、一人前の量が多いので周りにいるお客さんの料理をチラ見するか、アメリカのグルメサイト「Yelp」で掲載されている写真を確認することをお勧めします。

✔︎シンプルに「How big is it/this?」と質問をしてもOK。
✔︎前菜などを注文する際、何人分なのかを店員に確認したい場合は「How many people does it serve?」と言えばOK。

・How big are the portions? Is it enough for three people?(どれくらいの量ですか?三人で食べられますか?)
・How big are the nachos? How many do you think we need for all of us?(ナチョスはどれくらいの量ですか?ここにいる全員が食べるんですけど、何個注文したらいいと思いますか?)
・I’m thinking about getting the sampler. How many people does it serve.(盛り合わせを注文しようと思っているんですが、何人分くらいの量ですか?)

4) Can I get A instead of B?
→「Bの代わりにAをください」

アメリカのレストランでは、メニューを自由に変更できるのが一般的で、基本どこへ行っても融通が利きます。追加して欲しいものがある場合は「Can you add _____?」、抜いて欲しいものがある場合は「Can I get that without _____? / No _____.」、変更をしたい場合は「Can I get A instead of B」と言います。

✔︎その他にも使える便利なフレーズ。
・Can I get extra ______?(~を多めにお願いします)
・Can I get ______ on the side?(~を別の皿でお願いします)

・Can I get fruits instead of French fries?(フライドポテトの代わりにフルーツをください。)
・Can I get that without tomatoes, please?(トマト抜きでお願いします。)
・Can I get my dressing on the side?(ドレッシングは別で持ってきてくれますか?)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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