英語で「考えておくよ」を自然に言う

返事や決断をする際、すぐに即決できない場合や検討したい時に「考えておきます!」と、とりあえず返事をすることは誰にでもよくあることだと思いますが、そんな時は英語でどのように表現していますか?今回は、日常会話でもビジネスシーンでも使えるナチュラルな「考えておきます」を4つご紹介します。


1) Think about _____
→「〜について考える」

相手の提案や誘いに対して「考えておくよ」と言う時に使う定番のフレーズが、「I’ll think about it.」でしょう。実際にじっくりと考えてから決める意味合いもあれば、はっきりと「No」を言いたくない・避けたい状況で使われる場合もありますが、個人的な経験から言うと、日常会話で使われる「I’ll think about it」は、「No」の遠回しな返事として使われる傾向があるように感じます。

✔︎フォーマルとカジュアルな場面の両方で使うことができる。

・That sounds like fun. I’m a little busy this weekend but I’ll think about it.(楽しいそうだね!今週末はちょっと忙しいけど、考えておくよ。)
・Adam told me that he’ll think about it but I’m positive he’s not going to go.(アダムは考えておくって言ってたけど、絶対に行かないだろうな。)
・I might be interested in that offer. Let me think about it.(そのオファーに興味があるかも。ちょっと考えさせて。)

2) Give something some thought
→「〜についてよく考える」

この表現は、「I’ll think about it」と似た意味合いを持ち、判断をする前や行動に出る前に色々と考慮することを意味します。「I’ll think about it」よりも慎重に考える響きがあり、即答できない・したくない場合に使われる傾向があります。ビジネスの場では、「検討します」の意味合いとしても使われます。

✔︎一般的に、友達とのカジュアルな会話では「I’ll think about it」、大事な決断をするときは「I’ll give it some thought」が使われる。
✔︎「Let me give it some thought」と表現することもできる。

・I’ll give it some thought. I’ll let you know by the end of the week.(考えておきます。週の終わりまでに返事をします。)
・I really think you should give it some thought. It’s a great opportunity for you.(この件についてよく考えた方がいいと思うわ。あなたにとってとても良い機会よ。)
・I can’t give you an answer right now. Let me give it some thought.(今すぐ返事ではきないので、少し考えさせてください。)

3) Think something through
→「〜についてじっくりと考える」

物事をじっくりと考えてから決断を下す場合によく使われる表現です。その判断をすることによって生じる、メリットやデメリット、結果や問題点など、あらゆる可能性を徹底的に考慮することを意味し、Give it some thoughtよりも深く考えるニュアンスがあります。

✔︎「Think ______ through」または「Think through _____」と表現する

・We need to think this through before making a decision.(決断をする前に慎重に考え抜く必要があります。)
・Let’s think through all the pros and cons.(全ての長所と短所についてじっくりと考えましょう。)
・After thinking it through, I’ve decided to accept a position at that company.(熟考の末、あの会社のオファーを受けることにしました。)

4) Sleep on it
→「〜について一晩よく考える」

この表現は、何か重大な決断をする時や問題が発生した際、その場で適切な判断や解決策が思い浮かばず、「今すぐではなく、落ち着いてよく考えたい」という意味合いで使われる表現です。即断即決や即答を避けたい時に使われることが多く、それ程重要でない決め事でも、翌日に返事をしたいと間接的に伝える役割も果たします。

✔︎ここで使われるItは決断事や問題を指し、日常会話ではSleep on itのパターンで使われる。

・Let me sleep on it.(一晩よく考えさせてください。)
・Sleep on it and let me know tomorrow.(一晩考えて、明日返事をください。)
・I’ll sleep on it and get back to you tomorrow morning.(一晩考えて、明日の朝連絡します。)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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