すぐに使える「Kind of」の便利な用法

「Kind of」を「〜の種類」と覚えている人は大勢いると思います。決して間違いではないのですが、この「kind of」という表現は、それ以外の意味としてもネイティブの会話では頻繁に用いられていることはご存知ですか?今回ご紹介する用法は、誰でも簡単に身につけられるはずなので、是非マスターしちゃいましょう!


1) What kind of food do you like?
→「どんな(種類の)食べ物が好き?」

「What kind of _____?」は、「どんなビールが好きなの?」「どんな音楽を聴くの?」「どんなドレッシングがあるんですか?」など、人に何かの種類を訪ねる定番の質問の仕方です。スモールトークでよく使われ、会話を切り出す時や話題作りとしても使えます。

✔︎その他、馬鹿げた質問や意味不明な質問に対して「What kind of question is that?(どういう質問だよ、それ?)」のように、イラッとしたり呆れたりする場合、もしくは皮肉の意味合いを込めて用いる場合もある。日本語でも用いられるパターンだが、話し手の声のトーンなどから判断する必要がある。
✔︎日常会話では“Kind of”を“Kinda”と発音することが一般的。

・What kind of books do you like to read?(どんな本を読むのが好きなの?)
・What kind of cat is that?(あの猫って、どんな猫なの?)
・You didn’t help your student? What kind of teacher are you?(生徒の手伝いをしてあげへんかったんかいな?自分、なんちゅう先生やねん!)

2) I’m kind of hungry.
→「ちょっとお腹が空いた」

「I’m hungry.(お腹がへった)」を「I’m kind of hungry.(ちょっとお腹がへった)」と言うように、自分の発言を断定的に言うのではなく、微妙で曖昧なニュアンスにする役目として“kind of”を用いるパターンです。例えば、「ちょっと疲れた」は「I’m kind of tired.」、「今日はちょっと暑いね」は「It’s kind of hot today.」という具合に使います。

✔︎日常会話では、何かしらの質問に対して「Kind of」と一言で返答することもよくある。例えば、「Are you busy tomorrow morning?(明日の朝は忙しい?)」に対し「Kind of(多少ね)」と言ったり、「Did you have fun last night?(昨晩は楽しんだ?)」に対し「Kind of(ぼちぼちね)」などと言ったりする。
✔︎この用法は、アメリカ人がよく使う傾向がある。

・I’m kind of excited but nervous at the same time.(ちょっとワクワクしているのと同時に、それなりに緊張もしてるよ。)
・I kind of like this song. Who sings it?(この曲ちょっと好きかも。誰が歌っているの?)
・He’s kind of a jerk. He always makes fun of people.(彼はわりと嫌な奴やで。いっつも人のことをおちょくるしな。)

3) It tastes kind of like chicken.
→「鶏肉のような味がする」

“kind of like”は、何かを説明するときに「〜のような」や「〜みたいな感じ」など、“それらしい様”を表現する場合に用いられます。例えば、日本へ行ったことのない友達に、東京がどんな場所かを説明するときに「It’s kind of like New York.(ニューヨークみたいな感じだよ)」と言うことができます。

✔︎この用法は、アメリカ人がよく使う傾向がある。

・“Manga Kissa” is kind of like a cafe where you can read manga.(漫画喫茶は、漫画が読めるカフェのような場所です。)
・What’s Snapchat? Is it kind of like Instagram?(スナップチャットって何?インスタみたいな感じ?)
・“Okonomiyaki” is kind of like a pancake.(お好み焼きは、パンケーキみたいなもんやで。)

4) This is my kind of music.
→「これが私の好きな類いの音楽です」

“My kind of”は「私の好きな類いの〜」と訳すことができ、自分の好みのタイプや種類などを示す場合に使われます。人や場所、音楽など対してよく用いられ、口語的な表現になります。例えば、友達にジャズの生演奏が楽しめる、いい雰囲気のバーに連れて行ってもらったときに、「This is my kind of bar.(私はこういう感じのバーが好きです。)」と言うことができます。

・This is my kind of weather. I love LA!(こういう天候、好っきやわ〜。ロス最高!)
・She’s really nice but not my kind of girl.(彼女はとても優しい子だけど、僕のタイプじゃないんだよね。)
・I love to make no plans when I travel. That’s my kind of vacation.(私は予定を立てずに行く旅行が好きです。そういう旅行が私の好みです。)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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