保存版!覚えておきたい「Neither」の用法

あくまで個人的な感想ですが、これまで英語を学ぶ多くの日本人と接してきましたが、本日ご紹介する“Neither”という英語を駆使している人にはあまり出会ったことがありません。日本の方にはあまり馴染みがないのかもしれませんが、用法も簡単ですし、ネイティブ間の会話でもよく使われる単語なので是非マスターしておきましょう!


1) Neither + 単数名詞
→「どちらも〜ない」

単数名詞の前に“Neither”を用いることで、「両方とも〜ない」を意味します。例えば、二つのジャケットを試着し、どちらともサイズが合わない場合は「Neither shirt fits me.」と言います。

✔︎「Neither」の発音は「Nee / thur(ニーザー)」と「Nigh / thur(ナイザー)」両方OK。

・Neither answer is correct.(答えはどちらも正しくありません。)
・Neither parent showed up to the party.(両親ともにパーティーには来ませんでした。)
・Neither time works for me.(どちらの時間も都合が合いません。)

2) Neither of + 複数形
→「どちらも〜ない」

複数形の前に用いる場合は“Neither of”となり、複数形の代名詞が後に続きます。例えば、「私の妹は二人とも漢字が書けません」は「Neither of my sisters can write kanji.」になります。

✔︎フォーマルな書き方・言い方をする場合は、動詞を単数形にし、インフォーマルな会話では動詞を複数形にする。(例:「私の妹は両方とも結婚をしていない」 → Neither of my sisters is married. [ファーマル] / Neither of my sisters are married. [インフォーマル])

・Neither of us has/have been to China.(私たちは二人とも中国に行ったことがありません。)
・Neither of these computers is/are working.(どちらのパソコンも機能していません。)
・Neither of them graduated from college.(彼らは二人とも大学を卒業していません。)

3) Neither
→「どちらも〜ない」

2つの選択肢がある質問をされたものの、「どちらでもない」と言いたい場合は“Neither”だけで返答することが出来ます。例えば、「ビールと焼酎どちらが好きですか?」と聞かれた場合「Neither. I don’t drink.(どちらも好きではありません。お酒は飲まないもので。)」という具合になります。

〜会話例1〜
A: Do you like the red dress or the black dress?(赤色のドレスと黒色のドレスどっちが好み?)
B: Neither. I like the white one.(どちらも。私は白いほうが好きです。)

〜会話例2〜
A: Would you like paper or plastic?(紙袋とビニール袋どちらにしますか?)
B: Neither. I brought my own bag.(自分の買い物袋を持参したので、どちらもいりません。)

4) Neither A nor B
→「AとBどちらも〜ない」

このフレーズは「Both A and B(AもBも)」の逆の意味と考えたら分かりやすいでしょう。例えば、「私はお酒も飲まないし、タバコも吸わない」と言いたい場合は「I neither drink nor smoke.」になります。また、「I neither eat beef, pork nor chicken.(私は牛肉も、豚肉も、鶏肉も食べない)」のように、対象が2つ以上の場合にも使えます。

✔︎このフレーズはフォーマルな響きがある。例えば、上記の例文の場合「I don’t drink or smoke」のほうがナチュラル。

・Neither my brother nor I can play the guitar.(私も兄も2人ともギターを弾くことができない。)
・She neither likes dogs nor cats.(彼女は犬も猫も好きではない。)
・Neither Brian nor Jason is coming to dinner tonight.(ブライアンとジェイソン、どちらも今夜の食事には来ません。)

5) Me neither
→「私も〜ない」

相手が言った否定文に対して「私も〜ない」と同調する状況で使います。「Me too」の逆と考えたら分かりやすいでしょう。例えば、「I like sushi.」に対する返事は「Me too.(私も)」になりますが、「I don’t like sushi.」に対する返事は「Me neither.(私も)」になります。ただし、「me too」は肯定文・否定文の両方の状況で使えるのに対し、「me neither」が使えるのは否定文の場合に限られます。

✔︎フォーマルな言い方は「Neither can I」や「Neither do I」。

〜会話例1〜
A: I didn’t eat lunch today.(今日はランチを食べてないんだよね。)
B: Me neither / Neither did I.(私も。)

〜会話例2〜
A: I can’t speak French.(私はフランス語を喋れません。)
B: Me neither / Neither can I.(私も。)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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