シェフのデービッド・ブーレイ「日本食普及の親善大使」任命、ニューヨーク総領事館

 ニューヨークの名店「Bouley」などのシェフとして有名なデービッド・ブーレイ(David Bouley)氏が、今年2月、日本の農林水産省から「日本食普及の親善大使」(Japanese Cuisine Goodwill Ambassador)に任命された。

 これを受けて、在ニューヨーク日本国総領事館は、同公邸で6月3日、ブーレイ氏に任命状を渡すセレモニーを行う。

 親善大使の役は、日本食とその食文化について、日本国外の日本料理関係者などに対して、親身で的確なアドバイスを行う、というもの。昨年創設された。

 特別親善大使に女優の檀れい、日本食普及の親善大使に日本国内から21人、国外から13人が選ばれた。

 ブーレイ氏は、ニューヨーク・マンハッタンのトライベッカにあるフレンチレストラン「Bouley」のオーナーシェフ。1990年代から日本食に関心をもち、日本を何度も訪れて、和食の世界に魅了・触発された。2011年には、辻調グループとの共同経営で「brushstroke」をオープンし、モダンな懐石料理を提供している。

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