米国マツダ、新本社がグランドオープン

2017年8月25日(金)、かねてより移転を発表していたマツダ・ノース・アメリカン・オペレーションズの新しい本社がグランドオープンを迎えた。当日はオープンを記念して、レセプションや本社内部の見学ツアーなどを開催。

マツダは1987年からカリフォルニア州アーバインに本社を設けており、今回の移転はアーバイン内での拠点変更となる。新たな本社では、マツダのロゴが掲げられた高層ビルの6〜10階のフロアを占有し、1階のロビーには車を展示。8階には京都の水出しコーヒーが味わえるカフェが設けられている。

オープニング当日の午前10時、多くの報道陣や関係者が集まったロビーでセレモニーを開始。ディレクターによる挨拶から始まり、社長兼CEO・毛籠勝弘氏の挨拶、関係各社からの祝辞およびリボンカットを実施。毛籠氏は「より良い労働環境を作り、従業員の笑顔を増やすことが、顧客サービスの向上にもつながるだろう」とコメントした。

撮影会が終わると、ビルディングツアーへ。実際の仕事場となるフロアへ上がり、エレベーターを降りるとまず天井、壁ともに黒を基調としたエレベーターホールが出迎える。一方、ホールを出て奥のワークスペースへ進むと、天井が高く、白を基調とした開放的な空間に様変わりする。

仕事のヒントとなるアイデアが浮かびやすくなるよう配慮されたワークスペースと、逆に頭を休めてリラックスできるように設計されたホールやカフェスペース。新しいオフィスでは、従業員が働きやすい工夫が随所に見られた。

テープカットの様子。中央が社長兼CEOの毛籠勝弘氏

ワークスペースは、従業員が固定席を持たないフリーアドレス制を採用

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  2. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
  6. カナダの大西洋側、ニューファンドランド島の北端に位置するランス·オー·メドー国定史跡は、ヴァイキン...
  7. 2023年12月8日

    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
  8. 2023年12月6日

    再度、留学のススメ
    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
ページ上部へ戻る