ラスベガスがトレードショー開催地として24年間第1位を獲得
- 2018年3月29日
- ニュース
トレードショー・ニュースネットワーク(TSNN)の全米トップ250トレードショー・リストによると、ラスベガスが24年間連続でトレードショー開催地として全米1位を獲得。ラスベガスは昨年、47もの最大級のトレードショー開催地となった。
「ラスベガスはこれまでも長期にわたり、ビシネス旅行のトップデスティネーションとして定着していましたが、2017年はそれにも増して記録的な年となりました」とラスベガス観光局のCEOのロシ・ラレンコッター氏は語る。「昨年はこれまでの記録を打ち破る660万人のビジネス客がラスベガスを訪問。さらに同地は新たなミーティング会場やコンベンション会場を次々と増やしており、コンベンション開催地としての新たな転換期を迎えています。このように1位の座を24年連続して手にしたことはとても光栄なことです。これからもラスベガスは数々のトレードショーの開催地として君臨して行きます」。
TSNNによる全米トップ250トレードショー・リストは毎年米国で調査されているもので、床面積の数値でランク付けされる。ランキング表によると、2017年はCONEXPO-CON/AGGがラスベガス・コンベンションセンターの267万平方フィートの総床面積、12万8000人の来場者、2375の出展動員数で第1位となった。
「ラスベガスが今年もトップを守れたことは驚くことではありません」と語るのは、タルサス・メディア社長レイチェル・ウィンバリー氏。ラスベガスはホテル、エンターテイメント、レストラン、そしてカジノなどさまざまな観光要素がミックスされた場所で、そのほかのトレードショー開催地とは一線を画していると分析する。
ラスベガスの競争相手としてはオーランドが24のトレードショー開催で2位に、シカゴが21のトレードショーで3位、アトランタが20のショーで4位と続く。
ネバダ州評議会では2016年10月、ラスベガス・コンベンションセンターの拡張工事の資金を援助することが承認された。拡張プロジェクトは2017年1月に開始され、今後展示スペースを新たに60万平方フィート追加。さらに既存の施設の改修にも着手する。このプロジェクトによりトレードショーが今後総床面積、動員数とも増加し続けることは間違いないだろう。
この拡張プロジェクトに加え、ラスベガス全体でさらに280万平方フィートの新たなイベントスペース開発と改修をするため、産業セクター事業として15億ドルの追加投資が決定している。
2018年4月12日にはミーティング・イベント産業のリーダーが会し、グローバル・ミーティング・インダストリー・デー(GMID)の開催が予定されている。ラスベガス市もGMIDに参加し、ミーティング産業のビジネス、経済、コミュニティにおける経済効果についての指針を発表する予定だ。
・約2万2000のミーティングが2016年に開催。
・2017年、660万という記録的な数のビジネス客訪問。
・地域経済効果は124億ドル。
・8万5000の雇用を創出。
ラスベガス観光局(LVCVA):www.lvcva.com 、 www.visitlasvegas.com
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