【レポート】在ロサンゼルス日本国総領事館
熊本の県産品PRレセプションを開催

2018年8月17日(金)、在ロサンゼルス日本国総領事館で熊本の魅力を発信するPRレセプション「熊本 観光と食の夕べ」が開催された。当日エントランスで出迎えてくれたのは、熊本県営業部長兼しあわせ部長である「くまモン」。手を振りながら来客を迎えるかわいらしい姿に、歓声が上がるほどの人気ぶり。

レセプション会場には、2016年4月14日に起きた熊本震災からの復興の様子を伝えるパネルが展示され、熊本の観光を促すパンフレットが並べられた。開会式を華々しく飾ったのは、くまモン体操。元気に踊るくまモンの愛らしい姿に、場内には笑顔が溢れかえった。

元気いっぱいにくまモン体操を踊るくまモン

開会の挨拶で、千葉明総領事は「熊本の魅力の一つに、米や酒、焼酎づくりに欠かせない清らかな水があります。海に面した熊本は食のパラダイス。今日は熊本のお酒や、パリの『レストラン TOYO』から訪米した中山豊光シェフがふるまう料理なども提供されるので、ぜひ楽しんでいってほしい」と話した。

また、熊本からは熊本市観光政策課の福島慎一氏が来場。「2016年に発生した熊本地震では、皆様から多くのご支援や励ましをいただき、この場を借りてお礼申し上げます。熊本では、2019年にラグビーW杯および女子ハンドボール世界選手権大会の開催、熊本城天守閣の一部普及など、復興の象徴となる催しが多数予定されています。本日、熊本の観光と食を通じて、皆様に熊本の魅力をご体感いただきたいと思います」と、熱い思いを語った。

熊本市観光政策課の福島慎一さん

会場には熊本の地酒や焼酎、熊本ラーメン、熊本県産のおいしいお米「森のくまさん」を使ったおにぎり、流しそうめん、郷土料理である「だご汁」など、熊本の食の魅力を発信するさまざまな料理が登場。また、庭園には装飾した竹灯籠に明かりを点した「竹あかり」も演出された。

熊本県産米でおにぎりをもてなす中山豊光シェフ(左)

美しい模様の竹あかり

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