副大統領人事に早くも関心 民主、共和の候補者選び

 大統領選で、党候補指名争いをリードする民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(69)が党候補になった場合、誰を副大統領候補に選ぶのかに早くも注目が集まっている。2人は共に世論調査で好感度が振るわず、本命らしくない“不人気”ぶりが関心を後押ししているようだ。

 副大統領は大統領が死亡するなど職務不能になった場合、昇格して後継者となる重要ポスト。地盤や政治姿勢など大統領候補の弱点を補う人物が選ばれるのが通例。

 クリントン陣営は、ライバルのサンダース上院議員(74)に流れたリベラル層を取り込むため、リベラル派に人気が高い女性のエリザベス・ウォーレン上院議員(66)を選ぶとの観測がある。(共同)

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