4Kテレビの北米市場、劇的に拡大か 〜 2016年末までに8世帯に1世帯が所有

 米調査会社ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)は25日、ウルトラHD(4K)テレビが2016年末までに北米の8世帯に1世帯の割合で普及するという楽観的予想を示した。1100万世帯が4Kテレビを持つ計算になる。

 フォーブス誌によると、4Kテレビの価格低下は急速に進み、流通台数も急増していることから、今年末までには北米内販売台数が前年比70%以上で増える、とストラテジー・アナリティクスは予想する。

 同社はまた、北米の平面テレビ市場が画面大型化に寄与している点を指摘する。北米市場で2015年に出荷されたテレビの80%以上は50インチ以上だった。2015年時点では50インチ以上の機種に4Kは皆無だったが、今後は40インチ型以上を中心に4Kが主流化する見込みだ。

 ストラテジー・アナリティクスによると、北米で販売される40インチ型以上のほぼすべてが2020年までに4Kになる見込みだ。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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