リフトが身売り模索 買収額膨らみ不発と報道

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、配車サービス会社リフトがIT大手のアップルやグーグルなどに身売りを打診したものの不発に終わったと報じた。評価額が55億ドルに達し買収額が膨らむことや、競争激化で収益性が厳しいことが敬遠されたもようだ。
 
 他に身売りを打診した相手は、インターネット通販大手アマゾン、ゼネラル・モーターズ(GM)、いずれも同業のウーバー・テクノロジーズや中国の滴滴出行で、既にリフトの大株主であるGMとの交渉が最も進展したという。
 
 IT関連メディア「インフォメーション」は12日、リフトがGMからの買収提案を拒否したと報じていた。(共同)

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