無人飛行機(ドローン)はいまやさまざまの業界で応用されつつあり、その動きは、エネルギー業界にも波及しようとしている。
エネルギー・マネージャー・トゥデイ誌によると、ドローンは、屋上の設備を検査したり、大型設備の上部から内側に入って内部状況を確認したりといった危険な作業や難しい場所での作業に使えるという見方が広がっている。
米電力大手のデューク・エネルギー(Duke Energy)では最近、ドローンをどのように活用しているかを報告する三つの事例として、発電所の大型ボイラーの検査、太陽光発電所の数千枚というソーラー・パネルの検査、暴雨風後の被害の評価を挙げた。
ドローンの商業利用または業務利用に関してはこれまで規制が存在しなかったが、2016年6月に連邦航空管理局(FAA)が「パート107」を発表し、重量55ポンド未満のドローンに関する利用規則が定められた。
同規則では、ドローン使用を日中に限り、最高高度を400フィート、最高速度を時速100マイルに制限している。操縦士は16歳以上でなければならず、ドローンは目視範囲内でしか飛ばせない。
【http://www.energymanagertoday.com/drones-nearing-take-off-for-energy-managers-0126410/?utm_source=el&utm_campaign=homefeed&utm_medium=link】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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