グーグル、緊急連絡アプリケーションを開発 〜災害や事件、事故の被害時に有効

 持ち株親会社アルファベット(Alphabet)傘下のグーグル(Google)は、緊急時の情報発信モバイル・アプリケーションを開発した。
 
 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同アプリケーション「トラスティッド・コンタクツ(Trusted Contacts)」(信頼される連絡先たち)は、スマートフォンの持ち主が連絡先情報から指定した家族や親友といった人物たちに緊急連絡を発信できると同時に位置情報を知らせることができる。
 
 また、機能の一つ「アクティビティー・ステータス」は、緊急連絡先に指定されている人々に対し、発信者が最後に移動した場所と時間を通知する。
 
 同アプリケーションは現在、アンドロイド(Android)版だけだが、iOS版もいずれ開発される。
 
 同様のアプリケーションの一つには、フェイスブック(Facebook)のセイフティー・チェック(Safty Check)がある。利用者は、セイフティー・チェックを使って自分の安否を登録友人たちに一斉発信できる。
 
 一方、アップル(Apple)でも、同様機能のアイクラウド・ファミリー・シェアリング(iCloud Family Sharing)をiOS端末に搭載している。
 
 【http://www.wsj.com/articles/smartphone-turns-emergency-response-system-with-googles-trusted-contacts-app-1480971940】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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