シェル、代替燃料発電事業の買収も検討

 英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは、将来に向けた戦略として環境エネルギー業界での買収も視野に入れている。
 
 ロイター通信によると、石油業界ではエネルギー市場における技術の急速な変化や各国の環境保護政策を受けて、化石燃料の時代の先をにらんだ経営計画策定の圧力が高まっている。世界2位の石油メジャーであるシェルは世界の石油・ガス生産の2%を占める時価総額2000億ドルの企業だが、一部の大手株主からは「気候変動リスクを緩和するためにもっと対策を講じるべき」との批判も出ている。
 
 シェルのベン・ヴァン・ビューデン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し「当社は非常に懸命な観察者となり、機を見て行動を起こせる。この分野でわれわれが活発かつ指導的な役割を果たし、買収を計画することを確信している」と話した。シェルは現在、米国に合わせて約500メガワット(MW)の陸上風力発電施設を持っているほか、ブラジルにサトウキビからエタノールを作るビジネスを所有する。さらに最近は、オランダ企業2社と組んで同国沖の海洋風力発電施設建設事業に参画している。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

注目の記事

  1. 2016-11-17

    「この映画を作れば 捕鯨は理解してもらえる、という一心」

     和歌山県太地町で撮影された反捕鯨映画「The Cove」。同作は大きな話題になっただけでな...
  2. 2017-3-3

    第54回 多人種社会

     2017年1月、トランプ氏がアメリカ合衆国の大統領に就任した。彼は難民や移民の受け入れ審査を強化し...
  3. 2015-10-26

    第86回 カリフォルニアのビーチ事情

     颯爽とかっこよくサーフボードに乗りサーフィンする犬。砂浜で仲間と楽しそうにたわむれ、水しぶきを浴び...
  4. 2016-10-2

    シリーズアメリカ再発見㊽ 地球は回っている ハワイ島マウナケアの日の出

     ホテルから迎えのバンに乗り込んだのは、午前1時半過ぎ。暗闇の中、バンは出発した。向かう先は...
  5. 2014-7-20

    日本へ一時帰国スペシャル 案外成田が面白い!

     成田で観光といえば、なんといっても「成田山新勝寺」だ。地元の人が「お不動さま」...

デジタル版を読む

saishin フロントライン最新号
ページ上部へ戻る