企業市場にも「柔軟性ある働き場所」 〜ソフトバンクとウィーワークの思惑

 ソフトバンクは、米新興企業のウィーワーク(WeWork)に30億ドルという巨額投資を近く実行する。
 
 HRダイヴ誌によると、2010年にニューヨーク市で起業されたウィーワークは、「柔軟性ある働き場所」という概念をサービス化し、新興企業や起業家、フリーランサー、零細事業主たちに共用職場とサービス、そして起業家社会を提供する。
 
 建物は総ガラス張りで自然光が最大限に入り、共用スペースは美しくて居心地の良い雰囲気になるよう設計されている。施設内には、超高速インターネット接続のほか、机やいす、ランプ、ファイル・キャビネット、業務用プリンターが整備され、無料のコーヒーやお茶、飲料水、ビールが提供される。
 
 ウィーワークはそういった労働空間物件を米国内に約20都市、米国外ではロンドンやシドニー、ベルリン、北京、香港、テルアビブ、ソウルを含む17都市に展開する。
 
 スマートフォンやインターネット接続環境、遠隔労働の浸透にともなって、柔軟性の高い働き方の環境を整備することが企業や商業不動産所有者にもますます求められるようになっている。また、多くの企業ではそういった動向に対応するために、恒久的な労働空間を減らす傾向を強めている。
 
 ウィーワークの競合社であるサーブコープ(Servcorp、オーストラリア拠点)は、ニューヨーク市に進出することで米市場での存在感を一気に強めようと狙っている。サーブコープは米国内22ヵ所ですでに事業展開している。
 
 【http://www.hrdive.com/news/softbank-wework-deal-could-push-flexible-work-trend-further/437348/】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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