セックス・ロボットは性犯罪を抑止できるか 〜人工知能、ついに性産業にも進出

 人工知能(AI)が世界の風俗産業界に進出し、人間に近い性的満足感を提供するセックス・ロボットが広まりつつある。
 
 ロイター通信によると、リスポンシブル・ロボティクス財団(FRR、オランダ拠点)が発表したセックス・ロボット市場に関する報告書は、急速な技術進化によって50種類の体位を自動で提供できる「アンドロイド・ラブドール」がすでに開発されていると報告した。
 
 利用者は、乳房のかたちや陰毛の色まで選べる。価格は1体5000〜1万5000ドル。
 
 精巧なセックス・ロボットは、興味のない人や政治家にとって決して無縁ではない。たとえば、性犯罪者や身体障害者のために性的治療施設でセックス・ロボットの利用を奨励すべきかどうかという課題が議論されつつある。
 
 FRRの報告書では、「セックス・ロボットは性犯罪を減らす効果があるか」という異論のもっとも多い争点をいくつか検討し、学者や一般市民、業界関係者らに意見を求めた結果、大きく割れる実態を報告している。
 
 ロボットと性行為することで強姦欲を抑えられるという意見が多数あった一方で、ロボットとの性行為は不健全であり、それによって幻想が満たされれば、何らかの悪影響が社会におよぶ、という意見も多かった。
 
 「最高のロボットでも、性的絶頂に達したふりをできるだけで愛を感じることはできない」と報告書は指摘している。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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