自動運転車に歩行者体当たり〜カリフォルニア州、「憎悪」が理由か

 自動運転車も他人から怒りを買い、事故に巻き込まれる恐れがあることが、カリフォルニア州陸運局の事故報告書で分かった 。
 
 オートモーティブ・ニュースによると、自動運転車の公道試験を認めている加州で2018年に起きた自動運転車絡みの衝突事故は現在7件あり、そのうち2件はいずれもサンフランシスコ市内で試験走行中の「シボレー・ボルト(Bolt)」に腹を立てた歩行者やドライバーが起こした事故だった。
 
 1月2日の事故では、GMの自動運転車開発部門クルーズ・オートメーションが所有するボルトが、前方は青信号だったが横断中の人がいなくなるまで停止していた。その後、別の歩行者が横断歩道は赤信号だったにもかかわらず大声で叫びながら道を渡り始め、そのままボルトのリアバンパーとハッチに全身を投げ出してテールライトを傷つけた。
 
 数週間後、クルーズ・オートメーションのドライバーが操作して走行していた別のボルトは、前を走っていたタクシーに道を塞がれ止められた。タクシーの運転手は車外に出て、ボルトの助手席側の窓を叩き、すり傷をつけた。いずれの事故もけが人はなく、警察への通報もなかった。
 
 その他の5件の事故はどれも軽微だった。うち4件は他の車両のドライバーに原因があり 、1件はソフト開発企業Drive.aiが所有する日産「NV200」が、人の運転で走行中、建設機材の一部にぶつかったという内容だった。 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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