ボルトEVを20%増産へ〜GM、10-12月期に

 GMは3日、ハッチバック型電気自動車(EV)「シボレー・ボルト(Bolt)」の需要が国内外ともに高いことから、2018年第4四半期の生産台数を前3四半期の平均より20%増やすと発表した。
 
 カート・マクニール副社長(米国販売担当)はプレスリリースで「米国、カナダ、韓国を中心にボルトEVの需要が生産を上回っている。生産の増強は、世界のボルトEV販売を伸ばし続け、米国ディーラーの在庫を再構築し、世界が当社のゼ ロエミッション構想に一歩近づくのに役立つはずだ」と述べた。GMによると、ボルトEVの世界販売台数は第2四半期に前年同期比35%近く、上半期は40%以上それぞれ増加した。
 
 ボルトEVは16年12月に米国の一部の州で発売され、17年9月に全米で購入可能になった。価格は3万7500ドル(7500ドルの連邦税優遇適用後)で、航続距離は238マイル。対抗するEVモデルには日産「リーフ」やテスラ「モデル3」などがあ る。
 
 GMはボルトの車台を使った新モデルの発売も計画しているもよう。17年6月には、自動運転技術を搭載したボルトEVの試験車両を130台製作している。 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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