EVにはベンチシートが合う?

アウディの「AI:me」、インフィニティの「QXインスピレーション」といったコンセプトEVの内装では、平らな床を最大限に利用してベンチシート型の座席を配したリビングルームのような空間にしている。

ロイター通信によると、EVにはガソリン車で必要なエンジン、冷却装置、減速装置といったスペースがなくなるため、設計の段階から広い車室の利点を活用できる。EVではバッテリーが床下に平らに並べられるため車台はスケートボート型になる。

小型乗用車「AI:me」と、SUVの「QXインスピレーション」の床はいずれも平らで、後部にソファのようなシートを配置できるゆとりがあり、足元の空間や荷物室も大きく取れる。

エンジン車には付き物の床の中央を貫くトンネル(ドライブシャフトや排気装置を収容する隆起)がEVにはないため、前後の座席で中央に余裕が生まれる。インフィニティの設計責任者カリム・ハビブ氏はロイターに、古き良き時代の米国車を思わせる「ベンチシートの復活」の可能性も指摘した。EVの平らで少し高い床によって、搭乗者は横にずれることも簡単になる。「ゆったり座って足を組んでもいいし、足を伸ばすこもできる」。

アウディ中国部門のトーマス・オウシャンスキー氏は、「AI:me」が小型車であるにもかかわらず「空間の最大限の快適さ」を提供すると強調しながら 「AI:meはコンパクトだが小ささを感じさせず、高級なモビリティを表現している。車はリビングルームの延長になりつつある」と述べた。 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

注目の記事

  1. 2016-11-17

    「この映画を作れば 捕鯨は理解してもらえる、という一心」

     和歌山県太地町で撮影された反捕鯨映画「The Cove」。同作は大きな話題になっただけでな...
  2. 2017-9-3

    第56回 日本のナチュラルワイン人気について

    日本は、フランス贔屓で有名な国だ。当然ワインといえば、フランスが唯一最高と信じる国粋主義者(...
  3. 2016-12-1

    シーズン到来! とっておきのギフトアイデア20選

    Part1 北米・ヨーロッパの名産を日本へ Nishimoto World Gift 詳細...
  4. 2019-1-17

    GK Design International Incorporatedアメリカのビジネスは、今

    カリフォルニア州ガーデングローブにオフィスを構えるGK Design International...
  5. 2017-2-4

    第100回 Dear Juliette - 今は亡き愛犬に捧げる手紙 -

     早いもので、あなたがレインボーブリッジのもとに旅立ってから5年半以上もの日々が過ぎました。...

デジタル版を読む

saishin フロントライン最新号
ページ上部へ戻る