免疫細胞作る能力回復 阪大、老化タンパク質発見
- 2013年6月25日
- 日本発ニュース
【共同】大阪大や東邦大などのチームは25日、リンパ球など免疫細胞や赤血球を生み出す「造血幹細胞」の老化に関わるタンパク質を発見し、このタンパク質をよく働くようにしてリンパ球を作る能力を回復させることにマウスで成功したと発表した。
感染症に対する高齢者の免疫力を高める技術の開発やワクチン接種への応用につながると期待される。チームの横田貴史・大阪大医学部助教は「今後、人での回復能力を調べたい」と話した。
老化やストレスにより、リンパ球を作る造血幹細胞の能力が下がることは分かっていたが、関係する物質は不明だった。
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