ファッション・ショーにも仮想現実とロボット 〜 デザイナーの新たな試み

 仮想現実(virtual reality=VR)は最近、大規模データ(big data)やモノのインターネット(IoT=Internet of Things)と同じように「ときの言葉」になっており、その現象は、ファッション業界によるVR活用でも象徴される。

 フォーブス誌によると、トミー・ヒルフィガーからディオール、レベッカ・ミンコフ、ジャン=ピエール・ブラガンサまで、ファッション・ブランド大手らはVRの試験採用に相次いで着手しており、今回、スウェーデンのイーダ・クラムボーン(Ida Klamborn)もVRの活用に乗り出した。

 デザイナーのクラムボーン氏は、2月3日からストックホルムで開かれるファッション・ウィークに向けて、VRを応用したファッション・ショー向け動画を製作しており、世界中のファンがスマートフォンやグーグル(Google)のカードボード(簡易型VRヘッドセット)を使って、あたかも会場の最前列から見ているかのようなVR映像にアクセスできるようにする。

 クラムボーン氏はさらに、「劇的最前列(Democratic Front Row)」と銘打ったプロジェクトのもと、ファッション・ウィーク会場の最前列にロボットを設置し、VR経由で同催事にアクセスするファンたちを象徴するかのような演出をする。

 VR用カメラを視界360度で動作させるために設置されるロボットは、会場の様子をリアルタイムで映像化する。

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