ファッション・ショーにも仮想現実とロボット 〜 デザイナーの新たな試み

 仮想現実(virtual reality=VR)は最近、大規模データ(big data)やモノのインターネット(IoT=Internet of Things)と同じように「ときの言葉」になっており、その現象は、ファッション業界によるVR活用でも象徴される。

 フォーブス誌によると、トミー・ヒルフィガーからディオール、レベッカ・ミンコフ、ジャン=ピエール・ブラガンサまで、ファッション・ブランド大手らはVRの試験採用に相次いで着手しており、今回、スウェーデンのイーダ・クラムボーン(Ida Klamborn)もVRの活用に乗り出した。

 デザイナーのクラムボーン氏は、2月3日からストックホルムで開かれるファッション・ウィークに向けて、VRを応用したファッション・ショー向け動画を製作しており、世界中のファンがスマートフォンやグーグル(Google)のカードボード(簡易型VRヘッドセット)を使って、あたかも会場の最前列から見ているかのようなVR映像にアクセスできるようにする。

 クラムボーン氏はさらに、「劇的最前列(Democratic Front Row)」と銘打ったプロジェクトのもと、ファッション・ウィーク会場の最前列にロボットを設置し、VR経由で同催事にアクセスするファンたちを象徴するかのような演出をする。

 VR用カメラを視界360度で動作させるために設置されるロボットは、会場の様子をリアルタイムで映像化する。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

注目の記事

  1. 2016-10-3

    第49回 兄と妹のレジストレーション

     8月22日、ニナが秋から通うハイスクールのレジストレーションが終了した。レジストレーション...
  2. 2018-3-6

    第58回 待っているものがある

     テクノロジーの発展で、人々の働き方も生活の仕方も激変している。買い物は自宅のPCからアマゾ...
  3. 2018-2-3

    「日本の文化や技術」を ハリウッドから情報発信

    親日派の裾野広げる ジャパン・ハウスは外務省の委託事業として、海外における...
  4. 2018-2-7

    第65回 学校の環境とそこでの出会い

    2017年秋、南カリフォルニア日系商工会議所の前会頭だったキティ・サンキーさんが、長年の地元...
  5. 2016-12-3

    永住権放棄後の 帰国居住者ビザ(SB-1)申請(パート①)

     アメリカ国外に居住することを選択した永住権(グリーンカード)保持者が、外国に住みながらグリ...

デジタル版を読む

saishin フロントライン最新号
ページ上部へ戻る