北朝鮮ミサイル燃料注入か 週明け発射の恐れ 覆いで本体見えず

 「人工衛星打ち上げ」を予告した北朝鮮が、北西部東倉里の「西海衛星発射場」の発射台に3段式の長距離弾道ミサイルを既に設置し、液体燃料の注入作業に着手した可能性があることが5日分かった。米軍の偵察衛星などによる情報として関係筋が明らかにした。

 北朝鮮は8~25日の間の午前7時から正午(日本時間同7時半から午後0時半)の打ち上げを予告。日米韓の防衛当局は、気象条件が良ければ週明けにも発射に踏み切る恐れがあるとみて警戒を強めている。

 ただ、発射台に取り付けられたカバーなどのためミサイル本体ははっきり見えていない。北朝鮮が2012年に発射した際の手順や、発射台周辺の車両などの動きを踏まえての判断だといい、同筋は「北朝鮮は準備状況を隠そうとしており、進展を正確に把握するのは難しい」と語った。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る