男女平等度を評価 スウェーデン映画業界

 【共同】「エイリアン」は合格で、「スター・ウォーズ」シリーズは全て失格-。女性の社会進出が進む北欧スウェーデンの映画業界が、女性出演者の会話内容などに応じて映画作品の男女平等の度合いを評価する仕組みを導入し、議論を巻き起こしている。AP通信などが伝えた。

 「(作品の中で)名前の付いた役を演じる少なくとも2人の女性が、男性以外のことについて互いに話す場面がある」というのが評価の基準で、これを満たした作品は「A」と評価される。

 この基準によると、例えば、大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」3部作はいずれも失格。「ハリー・ポッター」シリーズも1作品を除き失格で、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は合格になる。

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