
日本とはあらゆる面で異なるアメリカの学校の実態を、ロサンゼルス郊外の公立校を卒業し2020年秋からUCに進学した娘ニナをもつ筆者が、保護者の視点からリポートする。
カテゴリー:アメリカの学校
-
-
-
-
日本入国と二重国籍問題
この号が出る頃、私とニナは日本での3週間の滞在を終えてアメリカに戻っているはずだ。ニナにとっては4年ぶりの日本。3年前の夏、ニナは高校の最終学年を前に数学のサマースクール... -
-
-
-
オンライン講義で出会いがない!
ニナが大学に入学したのは2020年秋、パンデミックの最中だった。安全面を考慮して全てがオンライン授業となった結果、入居が決まっていた寮の契約を解除し、ニナは1年間自宅から授... -
第91回 子育て経験をシェアするTASKI
ある時、SNSを通じてTASKIという教育サポートグループが主催するウェビナーのお知らせが届いた。ウェブサイトを見ると、同グループはアメリカで子育てをする保護者や子どもたち... -
留学が転機になった!
2021年7月末、ロサンゼルス名古屋姉妹都市委員会(LANSCA)と名古屋市との共催による、両都市間の交換留学生のイベントに出席した。オンライン開催の同イベントは、60年に... -
-
秋からキャンパス生活?
2020年6月に高校を卒業したニナは、その年の秋に自宅から車で40分ほどのカリフォルニア大学のキャンパス内の寮に引っ越すはずだった。しかし、パンデミックは収まることがなく、... -
第87回 学校でのボランティアの勧め
ニナが進学したカリフォルニア大学からは、「ペアレントナイト」といったタイトルのバーチャルイベントのお知らせが定期的に届く。それはオンライン講義が子どもに与える影響を保護者が... -
第86回 オンライン授業、低学年の場合
この原稿を書いている2020年12月中旬現在、カリフォルニアの多くの学校の授業は、100%オンライン、または定員数を大幅に絞ったシフト制の対面式のいずれかとなっている。最近... -
第85回 オンライン授業の心配
2020年10月、ニナの大学生活がスタートした。しかし、新型コロナウイルスの影響で、最初の学期は100%オンライン授業が決定。遡ること4月に開催されたオリエンテーションでは... -
第84回 大学の志望理由
2020年9月末、ニナは大学に入学する。彼女が進学先として選んだのはカリフォルニア大学(UC)の中の1校だ。ニナは、私が日本の大学の帰国子女枠をすすめても耳を貸さず、州内外... -
第83回 バーチャル卒業式
この原稿を書いているのは2020年6月12日。昨日、ニナの義務教育が終了した。オンラインでのバーチャル卒業式という特殊な形で。3月中旬、ロックダウンに突入する前はまさか、リ... -
第82回 実践的教育
この原稿を書いている2020年4月現在、全米は新型コロナウイルスのパンデミックの渦中にある。ニナが通うカリフォルニアの学校は春休み明けまで休校が続いていたが、ついに年度終了... -
第81回 日本語の継承
今回は「アメリカの学校」ではなく、「アメリカで育つ二世の子どもたちの日本語教育」というテーマで書いていきたい。それは、子どもたちの日本語教育の重要さについて改めて確認する機... -
第80回 ついに願書提出
2019年11月末、ニナの大学出願が終わった! これまでに何度か書いてきたように、アメリカの大学受験は高校に入ってからの3年間の成績(GPA)と、全国共通試験であるSATま...