カリフォルニア在住のエッセイストが、日々のできごとや考えたことを通して、アメリカ生活のつらさ、楽しさ、人の温かさと哀しさ、そして笑いをつづります。
カテゴリー:極苦楽ライフ
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行ってみなければ、わからない
鎌倉の日本家屋 娘家族が今、7週間日本を旅行している。昨年はイタリアに2カ月旅した。毎年異国でバケーションを過ごしたいと長年の夢を実行に移した形だが、2年目にして「旅行に... -
ドライバーライセンス更新の巻
Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も前々から準備しなければ気が済まない性格だ。心配事は四六時中気にかかって仕方がない... -
新しい自分にチャレンジ
ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である米国に住んで生計を立てるのは容易ではない。あるいは容易ではなかったはずだ。百人百... -
人ごみの中にそを聴きにゆく
フロリダ、パームビーチで 石川啄木の短歌は胸に沁みる。「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」。啄木は東京に出てきたものの、生活苦から望郷の思い止みがたく... -
第83回 天国はどこにあるの?
私は長い間、天国を探して生きてきたような気がする。ほとんど前進していないのろまさだが、一応、目標に向かって人並みに歩いてきたつもりだ。誠実に、倦まず弛まず続ければ、いつかは... -
第82回 アンソニー・ボーデイン
25年前にLA 郊外のPalm Springsに2年ほど住んでいた。Coachella Valleyの広大で美しい砂漠の中の小さな町である。絢爛豪華な星空が見えるように、現...