最新鋭MD、韓国で議論 米配備検討も中国に配慮
- 2014年6月3日
- 世界のニュース
【共同】米国が韓国に最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を検討していることが表面化し、韓国で議論を呼んでいる。同国は中国への配慮などから独自のミサイル防衛(MD)開発を進める方針だが、米国主導のMDへの参加圧力が強まるとの見方も出ている。
在韓米軍のスカパロッティ司令官は3日、ソウルでの講演で「韓国にTHAADを展開する初期の検討が行われている」と述べた。米紙が5月下旬、配備検討を報じたが、当局者の明言は初めてとみられる。
THAADは米国主導のMDの主力で、高い高度で弾道ミサイルを撃ち落とすシステム。
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