パキスタン政党指導者拘束 英警察、資金洗浄の疑い

 【共同】英BBC放送などによると、英警察当局は3日、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで、パキスタン南部カラチにある政党、統一民族運動(MQM)の指導者アルタフ・フセイン容疑者(60)を拘束した。

 フセイン容疑者は1990年代前半から英国に滞在。カラチでは近年、政党間の対立などを背景に治安が悪化しており、今回の拘束をきっかけにさらなる対立激化も懸念されている。

 2010年にはロンドンで亡命生活を送っていたMQMの有力メンバーが何者かに刺殺される事件も起きている。

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