錦織、全米初の8強目指す 伊達は18年ぶり勝利なるか

 【共同】テニスの全米オープンは26日、ニューヨークで開幕し、男子シングルスで四大大会自己最高の第11シードに入った世界ランキング12位の錦織圭(日清食品)が全米初の8強入りを目指す。今季は四大大会の全豪オープン、全仏オープンでベスト16と安定した成績を残しており、今回の全米で日本男子初の世界トップ10入りの期待がかかる。

 世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2連覇を狙うウィンブルドン選手権王者のアンディ・マリー(英国)が優勝争いの中心。左膝故障に苦しんだラファエル・ナダル(スペイン)が全米前哨戦のツアー大会で2週連続優勝と復活した。四大大会最多17度制覇のロジャー・フェデラー(スイス)は得意の芝だったウィンブルドンで2回戦敗退のショックを吹っ切れるか。

 女子シングルスで42歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は全豪、ウィンブルドンで3回戦進出と充実しており、全米で18年ぶりの勝利なるか。森田あゆみ(キヤノン)と土居美咲(ミキハウス)は初戦を突破して勢いに乗りたい。

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