6カ国協議の制度化提言 国際会議で中国外相

 【共同】中国の王毅外相は18日、北京で開催された北朝鮮の核開発に関する国際会議で演説し、6カ国協議の拘束力や有効性を高め、協議の制度化を検討するべきだと提言した。

 6カ国協議が4年以上開かれない状況を打開するとともに、北朝鮮問題解決に向けた機能を高めるため、協議の定例化を念頭に置いた発言とみられる。

 王氏は「各国は6カ国協議のメカニズムの研究を強化しなくてはならない」と強調。「各国指導者の会談を通じ協議の成果を確認し、協議の拘束力を高める」必要を訴えた。また6カ国協議を「北東アジアの平和と安定を守る多国間の現実的な安全保障メカニズム」にすることを模索するべきだと述べた。

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