ケネディ氏承認にも遅れ 米政府閉鎖の余波

 【共同】米議会筋は11日、次期駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏の上院本会議での人事承認が、米政府機関の一部閉鎖の影響で遅れていることを明らかにした。閉鎖がさらに長引けば、ケネディ氏の日本着任もずれ込む可能性がある。

 上院外交委員会は9月30日にケネディ氏の人事を全会一致で承認した。就任にはさらに本会議での承認が必要だが、政府機関閉鎖によって議事が滞り「ケネディ氏だけでなく、全ての承認人事が動かない状態」(同筋)に陥っているという。

 ケネディ氏は今月上旬にも本会議で承認され、速やかに着任するとみられていた。採決日程は未定で、予算案をめぐるオバマ政権と共和党の交渉に左右されることになりそうだ。

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