危機の可能性低減は試練 バーナンキFRB議長
- 2013年11月8日
- アメリカ発ニュース
【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は8日、ワシントン市内で金融危機についてのパネル討論に参加し「金融危機が発生する可能性をより低くくし、たとえ起きてもコストを少なく抑えることが引き続き試練となる」と述べ、金融システムの安定上重要な金融機関に対するストレステスト(健全性審査)を使った財務分析や、清算の際に必要となる秩序立った解体計画の作成義務付けなどの政策手段を最大限活用して金融危機を未然に防ぐ努力が欠かせないとの認識を示した。
バーナンキ議長は米経済や金融政策の見通しに言及しなかった。
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