シリア攻撃なら核惨事も ロシア外務省
- 2013年9月5日
- 世界のニュース
【共同】ロシア外務省のルカシェビッチ情報局長は4日、米国などがシリアを空爆した場合、ダマスカス周辺にある小規模な核関連施設が破壊され、漏れた放射性物質で周囲が汚染され「破滅的な結果になるかもしれない」と指摘、米政権の攻撃方針を批判した。インタファクス通信が伝えた。
情報局長は、攻撃の後に何が起こるかを予測するのは「不可能」と強調。深刻な問題に発展するのを未然に防ぐため、国際原子力機関(IAEA)に対し「米国の攻撃に伴う危険性を分析し、加盟国に提示するよう緊急に呼び掛ける」と述べた。
同省は、シリア北部アレッポ郊外で3月19日に起きた化学兵器を使った攻撃について、使われた同兵器は政府軍のものではない可能性が高いと指摘した。
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