ロボタクシー走行試験運転手たちのけがが増加 〜 ウェイモとズークスの提出書類で判明

ロボタクシー・サービスの急拡大の陰で、試験走行運転手らの負傷事例が増えている。

テッククランチ誌によると、ウェイモ(Waymo)とズークス(Zoox)のロボタクシー試験走行運転手らが急ブレーキや急な進路変更によって負傷するという事例が、2024年と2025年に計20件以上報告された。オーシャ(OSHA=Occupational Safety and Health Administration、労働安全衛生局)への提出書類をテッククランチが分析したことで判明した。

それによると、試験走行運転手らは捻挫や挫傷、むち打ち症を負い、数週間から数ヵ月にわたって就業できなくなった例もある。

ウェイモの試験走行運転手らはウェイモの従業員ではない。同社は試験走行運転を外注している。ウェイモ試験走行運転手たちを雇用するトランスデヴ(Transdev、フランス拠点)は、3都市で起きた16件、ズークスは最大8件を、それぞれ急ブレーキが原因として報告した。

ほかのロボタクシー会社や自動運転車会社の類似データは、オーシャへの提出書類に含まれていない。また、2026年分のデータは翌年まで提出義務がない。

複数の匿名関係者によると、ズークスでは試験走行運転手らの負傷が現在でも続いている。現役従業員二人と元契約社員3人によると、トヨタ・ハイランダーを改造した試験車両は2026年7月にも激しい急ブレーキを繰り返し、3人があいついで負傷したという。

ズークスは取材に対し具体的な回答を避け、報告義務を遵守し、運転手の負傷を真剣に受け止めていると説明した。

ウェイモも具体的回答を避けたが、「乗員や道路利用者、担当班の安全はもっとも重要だ」と強調した。トランスデヴは取材に応じなかった。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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