イラン核で外相会合へ 米長官、6年ぶり接触

 【共同】国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランは23日、イラン核問題をめぐる外相級会合を国連総会開催中の26日にニューヨークで開くことで合意した。欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表がイランのザリフ外相と会談後、国連本部で記者団に表明した。

 「対話に基づく穏健な外交」を掲げるイランのロウハニ大統領が8月に就任後、初の核協議。新政権で核交渉責任者に任命されたザリフ氏が新たな提案を示すかどうかが焦点となる。

 26日の会合にはケリー国務長官も出席。米メディアによると、米国務長官とイラン外相が直接顔を合わせるのは、2007年5月に当時のライス長官とモッタキ外相が同じ国際会議に出席して以来、6年ぶり。

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