米特使の受け入れ撤回 北朝鮮、爆撃機飛行理由に
- 2014年2月10日
- 世界のニュース
【共同】北朝鮮で1年以上拘束されている韓国系米国人男性ペ・ジュンホ氏(45)の解放交渉をめぐり、北朝鮮が8日、米国のキング北朝鮮人権問題担当特使の受け入れを撤回したことが分かった。外交筋が9日、明らかにした。
米政府はキング氏を近く訪朝させる準備を進めていた。北朝鮮は核兵器搭載可能な米軍のB52戦略爆撃機が朝鮮半島付近を飛行したことや、今月24日から始まる米韓合同軍事演習などを理由に挙げたという。
北朝鮮は昨年8月にもキング氏に対する招待を直前に撤回した。米国務省報道官は「2回目となる招請撤回に深く失望している」としながらも、キング氏を平壌に派遣する用意が依然あることを強調した。
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