新編集長にマレーシア人 香港紙、報道の自由に懸念

 【共同】香港の有力紙、明報の編集長交代人事をめぐり「報道の自由が脅かされる」と編集部員らが反発していた問題で、同紙は10日、新設の首席執行編集長にマレーシア人の鍾天祥氏が3月1日付で就任すると明らかにした。鍾氏は編集部門を統括するとみられる。

 鍾氏は当初から編集トップの座に就くことが有力視されていたが、香港の事情に精通していないなどとして編集部員から不満の声が上がっており、対応が注目される。

 明報は1月、編集長だった劉進図氏の異動を発表したが、香港政府に批判的な報道を繰り返したため更迭されたとの見方が拡大。編集部員らが紙面などを通じ、報道の自由が脅かされるとの懸念を表明、経営陣に抗議していた。

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