CATV米首位が2位買収 契約者数3000万に

 【共同】ケーブルテレビ(CATV)米最大手のコムキャストは13日、2位のタイム・ワーナー・ケーブルの全株式を取得すると発表した。買収は株式交換により実施し、取得額は452億ドル(約4兆6000億円)程度となる。

 買収後の契約者数は約3千万となり、30%近いシェアとなる見込み。経営の効率化などで約15億ドルの営業コスト削減を見込む。

 米CATV業界ではテレビ局に支払う番組放映権料の高騰が経営を圧迫。コムキャストは規模拡大で価格交渉力を強め、経費削減につなげる狙いがあるとみられる。今後も業界再編が進む可能性がありそうだ。

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